空……

あの日から、航空機の爆音が恐ろしかった。夜中、遠くから響いてくるだけで目が覚めて。
ようやく、鳥肌が立つような恐怖から開放されつつあったけど。

あの日から私たちの中で「当たり前」と思っていたものが崩れていく。
だけど、TVのブラウン管の中の出来事はやっぱりフィクションのように映る。
「このままじゃいけないんだ」と心のどこかで思いながら。
「フィクションであってほしい」という願いが私たちの心にフィルターをかける。

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